2019年12月7日土曜日

サトマンTubeについて全部話します

SaToMansion、Gt.の佐藤伸之です。



今、僕のバンドSaToMansionは
「年内にチャンネル登録数10000人達成できなければバンド解散」
というプロジェクトに挑戦しています。



●なんでそうなったの?


2019年から僕らはYouTubeに力を入れることにしました。




●なんで?ロックバンドなのに?


YouTubeは年々市場が拡大し、芸能人や格闘家、プロ野球選手など
多方面の業界の、影響力のある方々が次々に参入しています。

それに応じてその方々の視聴者がYouTubeを見るようになります。

さらに早ければ来年にも始まると言われている「5G」によって、「ギガ」という概念がなくなり動画コンテンツが見放題になると言われています。


要は「月末だからギガが無くて動画見れない〜」
といったことがなくなるということです。


詳しくは僕の大好きなYouTubeチャンネル
中田敦彦のYouTube大学の「5G」の動画をご覧ください。



そうすると、伸び続けているYouTubeの市場はさらに加速していき、さらに幅広い層の視聴者が増えると予想されます。
「動画コンテンツ、YouTubeがくる」というのはアンテナ張っているあらゆるジャンルのビジネス家にとってはすでに当たり前のように周知されている事かと思います。


テレビはおじいちゃんおばあちゃんが見るような古いもの。
そう言われる未来もそう遠くないように思います。



「バンドマンもYouTubeを頑張るべき」


最初にそう言ったのはボーカルの佐藤和夫でした。


船長が「次はあの島を目指す」と言ったら、全員がその方向に舵を切る。
普通のことです。


海賊だったら船長、会社だったら社長、バンドだったらボーカル。
たったそれだけの話です。



その第一歩として、
僕らが2017年に挑戦したテレビ朝日のバンドバトル「ROAD TO EX」。

決勝戦で戦った、CRAZY WEST MOUNTAIN、BOYS END SWING GIRLの二組を呼んで
佐藤の日2019 ROAD TO EX'17 延長戦」という名のイベントを
今年2019年の3月10日に開催しました。

それの告知を兼ねて「ROAD TO EX」でナビゲーターを務めた繋がりから、
武井壮さんにYouTubeチャンネル出演のオファーをし、出ていただけることになりました。



そこで武井さんに年内にチャンネル登録10000人いかなかったら解散との宣告を受けました。






●武井さんに言われたからといってなぜ他人に解散の決定を委ねるの?
断ればよかったのでは?



もちろん、
断って撮った動画を無かった事にする選択肢もあったと思います。




結論から先にいうと

バンドマンが誰もやっていないような挑戦の1年を"メンバーの意思"で選んだということです。


まず、こういうチャンスは誰にでも巡ってくるものではないと思いました。

あの武井さんが、どんな規模であってもカメラが回っている状況で
適当な事を言うとは考えられません。

やれると思ってくれて、僕らにとって必ず意味がある一年になるってわかってて言ったのだと思います。

ライブハウスでやっているだけじゃ届けれられない層、
今いる場所じゃ届けられない人たちにも届けられる可能性を感じました。



当然デメリットも大きいです。


解散のリスクや、こういう活動を望んでいないファンが離れていくリスクもあります。
当然です。YouTuberのような事をやってるバンドなんていません。

ライブやって新曲出してCDをリリースしてツアー組んで、ツアーファイナルワンマンやって、のような事を求められているからです。

MCで告知したり、ティッシュ配ったりしても
「?」みたいな反応ばかりでした。



現に離れていった人もいるのではないかと予想しています。



振り返って武井さんとの動画や、その後の動画を見ると
ヘラヘラしていて本気なのかどうかが伝わりません。
反省しています。

本気度を示さなくては、と前回の3月のブログを書きました。



●なんでそこまでして新しい事にチャレンジするの?
サトマンなら音楽だけで売れると思う


ありがたい言葉ですが、正直そんな甘い世界じゃありません。

こういう記事も書いたので、夢が壊れるかもしれませんが、
よかったら見てください。
https://satomansion.blogspot.com/2019/12/blog-post.html





そしてそこから、なんの知識もスキルもない状態からスタートしました。




まずはYouTube内でどうやったら全く新しい人に動画を見てもらえるのか、研究しました。


大きく分けると

・SEO
YouTube内検索、Google、Yahooのキーワード検索

・関連動画
他のチャンネルの動画の関連動画に表示される。

この2つだと分かりました。



そして、誰にチャンネル登録させるか?を考えた時に



チャンネル登録をする習慣が既にある人(YouTubeをよく見る人)、と無い人で
チャンネル登録のボタンを押すハードルが圧倒的に差があると予想し

そこから「チャンネル登録をする習慣が既にある人」から更に絞り、


「カバー動画を上げているチャンネル、かつ登録者数が多いチャンネルの登録者」に
アプローチをする事が一番効果があるのではないかと仮説を立てました。


それに該当するチャンネルと、そこでカバーされている楽曲を100曲以上リストアップし、
そのリストの中から「サトマンがカバーしてカッコ良くなりそう」な曲を選ぶことによって検索流入、関連動画に入る事を狙いました。


しかし、なかなか思うように進まず、なかなかマッチするような曲が無かったり、アレンジしてどうにもならない曲もありました。

頑張って作って上げても思うような結果はでません。


他のカバー動画と差別化を図るにはスタジオ一発撮りじゃなく
ちゃんとレコーディングする事に拘りました。

そのためや、編集などの作業は初めてで慣れない状況。

一方でライブやツアーなどの普通のバンドの活動もあります。他の仕事もします。
序盤は週一回のアップがギリギリでした。



新曲リリースされた曲を誰より早くカバーしたら伸びるのでは?
と仮説が生まれ、実行したのがスカパラさんの「リボン」です。

検索流入からの再生数は増えましたが、チャンネル登録にそこまで繋がっていないので
成功とは言えない結果でした。


YouTubeで登録を伸ばすには他のYouTuberとのコラボだという情報を耳にすることが多かったので、元々知り合いだった初心者のためのギター講座、登録者13万人の夏林さんにお願いしコラボを実現することができました。

しかしこれも僕の力不足で、大幅にチャンネル登録に繋げることができませんでした。




その他にも色々とトライしてきましたが、結局YouTube内でチャンネル登録を大幅に伸ばす事はできませんでした。


結局一番伸びが多かったのは、フェスなどのイベントの日でした。


思っていた何倍もYouTubeの世界は甘くなかったことが分かりました。
挫折を何度も味わう日々でした。

何度も1万人は無理だろと言われました。

あーあ、最初にあんな啖呵を切るようなブログ書いちゃったな。
全然増えてないな、口だけだな、ダサいな。

ただSaToMansionの曲を広めたいだけなんだけどな。



年末を待たずに解散しちゃえば、楽なんだろうなと何度も思いました。







幸いな事が2つあります。



まだ残り期間が25日あるという事。

そして、こんな僕らを応援してくれる人がたくさんいると言う事。

みんながSNSで、日常で、自分の事のように広めようとしてくれている。
絶対解散させません!とコメントしてくれる。
SaToMansionと出会ってから楽しいです!と言ってくれる。



そんな皆さんに、
来年もSaToMansionの新曲を届けられるように。



今日も行ってきます。

バンド活動について全部話します

バンド活動について、僕が知っている限りの事を全部話します。



あなたがバンドで売れたい!と思って始めるとします。



練習して楽器や、歌をある程度できるようになったとします。




まずはバンドメンバーを探します。



いきなり超難関です。



音楽性や、やりたい活動の方向性、人間性が合う人間が、3〜4人そろうという事は
ほぼ奇跡に近いです。

ボーカルや、作詞作曲担当などの中心メンバーであるならばとしたら
その他のメンバーに、こいつについていけば夢見れそうだなと思わせなきゃいけません。

メンバーが固定せずに苦労しているバンドは山ほどあります。



僕も20代前半、様々な理由で、一人、二人と脱退し、一人になりました。
それでもライブをやりたくて、サポートメンバーにサポートをお願いし、
一人でスタジオ代とノルマを払いながら活動を続けました。



バンドを組んだとしましょう。
曲作りや、演奏の練習をするためにスタジオに入ります。



スタジオ代は3時間で時間帯にもよりますが、5~7千円かかります。

ライブに出演するにはライブハウスに連絡し、
今の時代は特にオーディション等もなく、すぐ出演できます。

大体の場合、2000円のチケット10~15枚のノルマが発生します。


組んですぐのバンドなんてお客さんが入るわけもありません。

当然、丸々2~3万払います。


それを月3本やったとしたら11万ほどかかります。
4人で割っても27500円はかかります。


イベントは大体同じレベルのバンドがブッキングされるので、
4~5バンド出て、全体動員が3人とか、そういう感じです。


いきなりすでにお客さんがついてるようなバンドと対バンできるわけもないので
しばらくの間、このようなイベントに出ることになります。




地方から出てきたとして東京で一人暮らしするには、
安くても5~6万は家賃がかかります。

当然バンドでの収入もないですから、他に仕事をします。

生活する最低限のお金は稼がないと生きていけません。

正社員じゃなくアルバイトの雇用体系であれば、
自分でバンドにかかる費用や売上、全部まとめて
自分で確定申告しなければなりません。


確定申告しないと、実際は「バンド」という事業で経費が発生してるのに

結構バイトで稼いでますよね?お金ありますよね?とみなされ
その分の住民税、国民健康保険の金額になります。
国民年金も免除、減額することもできません。

バンドにかかるお金は割となんでも経費にできます。
機材買ったり、移動の交通費、スタジオ代、ノルマも全部経費として計上できます。

それをしっかり申告すれば、かなり税金は安くなります。
税金が安くなれば、その分お金があまり、バイトを休み音楽活動に時間を回すことができます。




ただ、そんなこと誰も教えてくれません。


知らないと滞納、滞納、延滞金の借金祭り、になる場合もあります。



お金はかかる一方、バイトは増える一方、お客さんは増えない一方です。




若くて知識の少ないミュージシャンからお金を巻き上げるような
しょうもないビジネスをする悪い大人もいます。



それでもライブを重ね、スタジオを重ね、ボイトレにも行き
それなりのライブはできるようになりました。
自信のある曲もできました。


それでも依然としてライブハウスの中はすっからかんです。

0人から1人にするのは大変です。

10人から20人にするのも大変です。
20人~30人も。

そもそもライブハウスに人があまりいません。
フェスにはいるけど、大型フェスはもちろん実績やパイプのある限られた人しか出られません。



これじゃ意味ないな、と思い どういう活動をしたら良いか考えます。







ライブハウスでフライヤー配る?
路上ライブする?
ツイッターでバズるの狙う?
対バンしまくってお客さんを奪う?
動員のある先輩バンドと仲良くなって対バンさせてもらう?
事務所入る?どうやって入る?
オーディションに応募する?
良いものさえ作ってれば必ず結果は出てくるから
とにかくそれに集中する?






年齢が20代後半、30代になると大手音楽プロダクション、レーベルと契約できる可能性はかなり下がります。

実際にいろんなプロダクション、レーベルの新人発掘の担当者に聞いた話です。


10代、20代前半はガンガンオーディションに応募するなりして
大人と組む事も考えた方が良いかもしれません。


そうじゃない場合、誰かに頼らず、自分らで考えて進むしかありません。




結果が出ず、辛い生活が続けば当然、
脱退、解散などが起こりえます。


理由がそれだけとは限りませんが、
いっぱい見てきました。







あなただったらどうやってお客さんを増やしますか?







良い音楽は正当に評価されて、対価としてお金を受け取り、
音楽を続けて行きやすい世界になって欲しいなと思います。
僕はそのためにはどうしたら良いか、いつも考えて動いて、勉強しています。

今、働いているワールドスケープがそういった素晴らしい思想の会社で、
日々学ばせてもらっています。




そして今、僕のバンドSaToMansionはYouTubeに挑戦しています。
誰もまだ成功していない「バンド」×「YouTuber」で
新しい時代の革命を起こしたいと思って始めました。


詳しくはこちらの記事をご覧ください。

・サトマンTube 10000登録プロジェクトについて
https://satomansion.blogspot.com/2019/03/tube-10000.html

・サトマンTubeについて話します
https://satomansion.blogspot.com/2019/12/tube.html




最後まで読んでいただきありがとうございました。


SaToMansion Gt.四男 佐藤伸之